美髪を目指すなら知っておきたい!シャンプーの洗浄成分のお話

 

ツヤツヤさらさらの綺麗な髪でいたい・・・

そのためにどんなことに注意していますか?

「ドライヤーにこだわっている」

「トリートメントをしている」

という方は多いと思います。

綺麗な髪を手に入れるためには、様々な注意ポイントがあるのですがひとつ気をつけたいのが「シャンプーの洗浄成分」です。

「えーー、なにそれ?シャンプーなんてどうせ洗い流してしまうのにこだわる必要があるの?」

と思いますよね。

分かります。分かります!私もそう思っていました。

シャンプーよりトリートメントにこだわった方がよくない?

と思っていました。

 

でも、結論から言うなら「シャンプーの洗浄成分ってめちゃくちゃ大切」なんです。

シャンプーの洗浄成分の種類

画像:pixabay

 

シャンプーはいろんな種類のものが販売されていますよね。ホームセンターや薬局に行くだけでもいろいろなシャンプーがありますし、インターネットで検索すればもっとたくさんのシャンプーがあります。

中には、限られた美容院でしか取り扱いがないというレアなシャンプーもあります。

シャンプーは髪の汚れを洗い流すためのものですから、洗浄成分が含まれています。

  • アルコール(高級アルコール)
  • オレフィン
  • 石けん
  • アミノ酸
  • タウリン
  • ベタイン

です。

まずアルコール系の洗浄成分ですが、これは洗浄力がとても強いのが特徴です。洗浄力が強いと言われると一見、よさそうに思えますが、髪に必要な成分まで流してしまう可能性があります。

アルコール系の洗浄成分は、市販のシャンプーでよく使われています。ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Na、ラウレス硫酸アンモニウムなどです。

 

オレフィンはアルコール系洗浄成分ほどではないものの洗浄力が強いのが特徴です。ただし、刺激が強いため敏感肌の方などは注意が必要です。オレフィン(c14-16)スルホン酸Naといった表記になります。

石けん成分は、洗浄力が高い天然由来の洗浄成分です。肌には優しいのですが、PHの関係で髪がきしむ原因になりますので、トリートメントを念入りにするなど対策が必要です。石けん素地といった表記がされています。

アミノ酸は、泡立ちはあまりよくありませんが、保湿効果があり肌にも髪にも優しい洗浄成分です。ただし、洗浄力はそれほど強くありません。グルタミン酸、アラニン系などがこれに当たります。

 

タウリンは、泡立ちはいいのですが洗浄力は弱め。そして、肌にも髪にも優しい洗浄成分です。高価なシャンプーに使用されていることが多く、ホームセンターなどで市販されているシャンプーではあまりタウリン系のものは見かけません。ココイルメチルタウリンNaなどがこのタイプの洗浄成分で、ふわふわの洗い上がりが特徴です。

 

ベタインは、赤ちゃん用のシャンプーなどによく使われている洗浄成分で、洗浄力がある程度あって、保湿効果がある洗浄成分です。

 

こちらもタウリン系と同様に高級なシャンプーに使われていることが多い洗浄成分です。最近では、市販されているシャンプーでもベタインを使っているシャンプーを見かけるようになりました。表記は、コカミドプロピルベタインです。

 

このようにシャンプーの洗浄成分には違いがあります。

髪のことをいたわりたいのなら、アルコール系洗浄成分のような洗浄力が高いものや刺激が強いオレフィン系、きしみの原因になる石けん系の洗浄成分ではなく、アミノ酸系。ベタイン・タウリンなどの優しい洗浄成分のシャンプーがよさそうです。

 

まとめ

 

シャンプーの洗浄成分には特徴があります。「保湿効果」などを謳っているものでも、よく見てみるとアルコール系洗浄成分を使用しているものも見受けられます。

もちろん、考え方はそれぞれですが、洗浄成分が髪に合っているかもまた大切なポイント。香りやパッケージも大切ですが、洗浄成分にも注目してシャンプーを選びましょう。

 

参考資料:シャンプーの洗浄成分6種類|それぞれのシャンプーの特徴をご紹介

 

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