
女性を月に一度悩ませるもの…生理。もちろん、しぜんなことですから仕方ないのですが、人によっては生理痛でうごけなかったり起き上がれなかったりすることもあります。
また、厄介なことに生理痛は人によって重さが違いますので、同じ女性からも理解されないケースも珍しくありません。生理だからっていつでもゆったりできるわけではないのが辛いところです。
生理痛で辛い!そんなときに少しでも楽になるために自分でできることをまとめてみました。
まずは身体をあたためる
生理痛で辛いときは身体を暖めることが大切です。ちょっと考えてみてください、生理痛がひどいときでもお風呂に入っている間だけはちょっと楽になりませんか?
生理痛が辛いときは下腹部や腰を暖めると痛みが少し楽になります。もちろん、痛いときにお風呂に入れればそれが一番かもしれませんが、いつもいつもそんなわけにはいきませんよね。なので、外出先ならカイロや暖かい缶コーヒーなどで下腹部と腰を暖めるようにしましょう。お車で移動するときにはシートヒーターも効果的です。
もちろん、暖めるだけではなくて、ブランケットやストールでしっかり保温することも忘れないようにしてくださいね。
寝るときには湯たんぽを、使うのもオススメです。
刺激的な食べ物は避ける

辛いカレーや七味唐辛子をたっぷり入れたうどん、濃いブラックコーヒーなど刺激が強い食べ物は生理痛がひどいときには避ける方が賢明です。
優しい味の温野菜やおにぎり、煮物やスープなど身体を暖めて刺激が少ない食べ物を選ぶのがポイントです。飲み物は刺激が強いコーヒーより、ハーブティーや白湯、ルイボスティー、リラックス効果があるジャスミンティーがオススメです。できればアイスではなくホットで飲んで身体をリラックスさせてあげましょう。身体を暖める効果あるココアもよいですね。
生理中は精神的にも不安定になりやすいので、刺激は避けて身体と心に優しいものを口にするのがオススメです。ダイエット中のかたも、このときだけは一時中断して甘いもので一息ついてもOKです。
厳しいダイエットや、激しい運動は避けて身体を休めましょう。生理前や生理中はホルモンバランスの関係で体重が落ちにくく増えやすいのでこの時期はダイエットには向いていません。思い切ってトレーニングを休んで、生理が終わってから再開してもよいのではないでしょうか。
つらいときは病院へ
身体を暖めても、優しい食事をとってハーブティーをのんでも…それでもどうしても痛い!そんなときだってあります。先月は軽かったのに今月はめちゃくちゃ辛い!そんなこともあるのが生理です。
生理は病気ではありませんが、あまりにも辛いときには一度病院を受診するのもひとつの方法です。
痛みで仕事や家事などの日常生活に影響が出ているなら、楽になるために医師の診断を仰ぐのは賢明です。
また、痛いのに必要以上に我慢するのもあまり良いこととはいえません。痛みから解放されるために、鎮痛剤を使うのももちろんOKです。鎮痛剤は薬局にいけば購入できますし、薬剤師に相談して使用すればよいのです。
飲めば楽になりますし、生理が原因だと解っているなら「薬に頼りたくない」と意地を張ることもないでしょう。もちろん、お薬ですから薬剤師や医師への相談は必須ですが、辛いなら我慢せずに頼ってしまうのもアリです。
まとめ
今回は女性を悩ませる生理痛についてご紹介しましたがいかかでしたか?
生理痛はただ耐えるだけではなくて、暖めたり食べ物や飲み物に気を付けたりして対策ができるものです。また、痛みが辛いときは鎮痛剤を使う手もありますし、病院で診察を受けて生理を軽くするための対処をする方法もあります。
日常生活に影響が出てしまうこともある生理痛ですが、個人差があるので周りの理解を得られないこともしばしば…。ただ終わるのを待って痛みを我慢するのではなく、できる対策から始めてみてられてはいかがでしょうか。